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【今すぐ使える英語フレーズ】歯科検診の英会話フレーズ!歯医者さんで使う生きた英語表現まとめ

シドニー在住のケイティです!
英語はまあまあ得意な方だけど、お医者さんに行くときはあまり慣れない単語を使うので緊張します。

そんな私ですが、頑張ってローカルの歯科に通っています。
先日、健診にいったところ虫歯の治療まで一気にしてきました。

そこで色々な英語の言い回しを学ぶことができましたので、この記事で紹介していきたいと思います。

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オーストラリア・ローカル歯科医で受診する際の英語の表現

まずは検診から治療の流れに沿って、体験談と使った英語の表現を紹介していきます。

最初に言っておきます。
キーになる単語さえ知っていれば、難しい表現をされることはありませんので英語で歯医者さんを受診するのも全然怖くないですよ♪

定期健診開始

まずはクリニックについたらアポがあることを伝えます。

ケイティ
Hi, I have an appointment with Dr. Joey at 2 o'clock.

(ジョーイ先生で2時に予約しています。)

そうすると、レセプションのスタッフが予約を確認して「ケイティよね?」と確認してくれました。
はい、と答えて渡された問診票に書きこみます。(熱はありません、風邪のような症状はありません、等)

その後、歯科助手さんが呼びに来てくれて診察室に通されます。
※クリニックによっては、先生が直接呼びに来てくれることもあります。

診察室で座ると、まずは先生に今日の来院の目的を聞かれました。

ジョーイ
What brought you here today? 

(今日はどうしたんですか?)

私は定期健診で行ったので、こんな風に答えました。

ケイティ
I just wanna have a regular check up

(定期健診したいだけなんですが)

ポイント

【よく使われる表現】

What brought you here today? 今日はどうしたんですか?

歯科医に限らず、病院に行くとまず聞かれることが多い表現です。
どんな症状があって、病院に来たの?ということを聞いています。

また、Wanna/Gonnaといった略し方は、一般的にアメリカ英語でよく使われる表現です。
オーストラリアではイギリス英語の影響が強いですが、このWanna/Gonnaという言い方はオーストラリアでもよく使います。

レントゲン撮影

検診してもらったところ、一部気になるところがあると言われ、レントゲンを撮ることになりました。

ジョーイ
Do you mind if I put you on X-ray?

(レントゲン撮影をしたいんだけど、構わないですか?)

Do you mind if~(~しても構いませんか)という丁寧な依頼の構文です。

まどろっこしい言い方のように感じますが、生活しているとよく使う依頼の仕方です。
丁寧なので、とても感じがいい言い方ですね♪

聞きなれているはずなのに一瞬「え?今何て言ったの?」って戸惑ってしまいました。

X-ray=レントゲン撮影

というのが、ちょっとピンと来なかったんですね。
単語自体はそんなに難しい単語ではないですけど、普段の生活で使う言葉ではないので忘れてしまっていました 🙄 

それにしても、なんでレントゲン撮るのかな、検査の一環かな?と疑問に思ったので理由を聞いてみました。

ケイティ
Why do you need X-ray? Is there any problem?

(なんでレントゲン撮影が必要なの?何か問題があるんですか?)

そうしたら、ジョーイ先生はこのように答えました。

ジョーイ
Yes, I have a concern and I need to see. 

(1か所気になるところがあるから、確認したいんだ)

なるほど、虫歯になっていそうな箇所を先生が発見したんだなということが分かりました。

そしてレントゲン撮影へ。
診察室の椅子に寝たまま、移動もせずにそのまま撮影できました。

ジョーイ先生は私の口の中にフィルムをセットし、

ジョーイ
Hold on to it

(そのまま噛んでおいてね)

と指示を出し、診察室の外へ。

撮影は一瞬で終わり、すぐにレントゲン写真を見ることができました。
なんと昔治療したところのかぶせ物(Crown)がはずれかかってきていて、虫歯になっていたそうです。

ポイント

【よく使う表現】

Do you mind if ~ ~しても構いませんか?(丁寧な依頼)

【よく使う単語】

  • X-ray レントゲン
  • Crown クラウン・歯科治療で使うかぶせ物

それと、治療のことで何か分からないことがあったらどんどん質問しましょう。
オーストラリアでは歯科治療はひとつひとつの治療が高額ですし、お医者さんも質問するとちゃんと答えてくれます。

治療開始

虫歯が見つかったので、改めて治療の日を予約しないといけないのか聞いたら、なんと当日中に全部治療してくれると頼もしい回答がありました!

日本の歯科医だと、定期健診で見つかった虫歯は別日を予約して、何度かに分けて治療をすることが一般的ですよね。
定期健診から治療まで、全部1日で終えられるなんて便利!と感動しちゃいました♪

さあ、まずは治療開始にあたり麻酔をすることになりました。

ジョーイ

I am going to numb you up

(これから麻酔するからねー)

numbにはしびれたり、感覚がない状態(形容詞)または、しびれさせる、感覚を麻痺させる(他動詞)という意味があります。

Numbの最後のbは発音しないので「ナム」と発音します。

足がしびれた時も同じNumbという単語を使います。
(例)My feet are numb(脚がしびれてる)

麻酔薬のことはanestheticといいます。

削っていく途中で痛くなったときに、ジョーイ先生にこんな風に聞かれました。

ジョーイ
Do you need more anesthetic?

(もっと麻酔が必要かな?)

ケイティ
YES!!!!

(はい!!!)

痛みに弱い私は、少しでも痛いのが嫌なので、勢いよく答えてしまい先生は苦笑していました。
本来は「Yes, please」とせめてPleaseをつけるべきですね。

わたしの言い方だと「とっととやっちゃって!」くらいのラフな雰囲気に聞こえちゃうと思います。
考える余裕がなかったのは明らかだったので、先生も理解はしてくれましたが、みなさんは丁寧に言えるとベターです♪

そうして虫歯を削っていって、残りちょっととなったところで、ジョーイ先生がぼそっとひとりごと。

ジョーイ
I need to get rid of a little bit more of decay....

(あと少しだけ虫歯の部分削るからね。。。。)

もう少しで終わるから頑張れよ、の合図です。

ケイティ
ほっ・・・・・

Decayというのが虫歯部分のことです。
虫歯という言葉として、Cavityという単語もよく使います。

ふたつのニュアンスはごちゃ混ぜに使われていることが多いみたいですが、大体の場合、下記のような使い分けがされています。

  • Cavity=虫歯になってる歯そのもの、「虫歯」という症状
  • Decay=虫歯になっている部分、腐食されている部分

自分で「虫歯があると思う」ってお医者さんに伝える時には「I think I have a cavity」と言います。
I have a decayとはいいません。

ポイント

【よく使う表現】

I am going to numb you up これから麻酔するね

【よく使う単語】

  • anesthetic 麻酔 アナセティック(※anesthesia アナステージャという単語もよく使います)
  • decay 虫歯の部分
  • cavity 虫歯

かぶせもの

無事、虫歯部分を取り除いてもらいました。
あとはかぶせ物(クラウン)をつける段階です。

日本だと銀歯が一般的で金属のかぶせものをしますが、日本以外の国では金属のかぶせものはしないのが一般的です。
基本的に白い素材を使うことになります。

わたしの場合は2つのオプションを提示されました。
ひとつは普通の、もうひとつはより頑丈なもの、とのこと。(説明が適当すぎるでしょ♪)

ケイティ
頑丈な方はどんな素材ですか?
ジョーイ
Porcelain

(陶材です)

ちなみに、「普通の」方は何?って聞いてみたら、わたしが日本で保険外治療で入れていた白い陶器のクラウンと同じだと言われました。

実はちょっとショックだったんです。
日本で白い陶器のクラウンにしたときは、合計10万以上はらったんです。

でも、オーストラリアではそれが「普通のクラウン」なんだとのこと。
じゃあ、普通のでいいよね!と、その場で普通のほうを選択しました。

それならその場で全部終わらせることができるとのことで、早速作業に取り掛かるジョーイ先生。
型を取ったりするのかと思ったら、なんか素材をグイグイ歯にかぶせてきて、硬化して、最後に微調整してあっけなく終わりました。

調整の時にはこんな風に指示されます。

ジョーイ
Tap! tap,tap,tap!

(噛んで!カチカチカチ!)

ジョーイ
Now, grind.

(今度はギシギシして)

ポイント

【よく使う表現】

  • Tap! Tap, tap, tap! 噛んで!カチカチカチ!(上下の歯をカチカチと合わせましょう。)
  • Now, grind. 今度はギシギシして (上下の歯を触れ合わせた状態で前後左右にぎしぎしとすりつぶすように動かしましょう)

【よく使う単語】

  • Porcelain 陶器 (歯科医では、陶器製のクラウンのことを示します)

クラウンはいいものにすると、治療費がかなり高額になります。
そのため、医師も無理に勧めてきたりせず、患者さん本人の希望を尊重してくれます。

「おまかせします」という選択肢はありません。
どちらがいいのか分からなかったら納得するまで、しっかり先生に質問して納得してから決めてくださいね。

歯医者さんで使う英語の言い回し【おさらい】

歯医者さんでよく使う英語の表現と、単語のポイントをおさらいしやすいようにまとめてみました。

よく使う表現

What brought you here today?  今日はどうしたんですか?(来院の理由は?)
Do you mind if ~ 
~しても構いませんか?(丁寧な依頼)
I am going to numb you up  これから麻酔するね
Tap! Tap, tap, tap! 噛んで!カチカチカチ!
Now, grind. 今度はギシギシして。

 

よく使う単語

X-ray  レントゲン
Crown  クラウン・歯科治療で使うかぶせ物
anesthetic  麻酔 アナセティック
anesthesia 麻酔 アナステージャ anestheticと同じようによく使います
decay 虫歯の部分
cavity 虫歯
porcelain 陶器、陶器製のクラウン

 

まとめ

当然ですが、オーストラリアに住むまで英語でお医者さんを受診する経験はありませんでした。
なので、初めてローカルのお医者さんにかかったときは、とっても緊張しました!

症状の説明も難しいし、病名を言われてもチンプンカンプンで・・・・ 😕 

海外生活が7年目の今でも、受診するときは事前に症状をまとめて英語でメモを書いておき伝えることを整理した上でクリニックに行きます。
場合によっては、そのメモをお医者さんに見せることもあります。

そんな私でも、歯医者さんは比較的言ってることが分かりやすくて、ハードルが低く感じます。
この記事でピックアップしたよく使う表現や単語を覚えておけば、スムーズにコミュニケーションできると思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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