小室圭さんの勤務先が、Lowenstein Sandlerという事務所であるという可能性がかなり高いということが分かりました。
今、勢いがある弁護士事務所だということですが、実際にどんな事務所なのか、1年目のお給料はどのくらいなのかなどを早速調査してみました。
目次
小室圭さんの勤務先での肩書について
【ニュース速報】
— ABEMAニュース (@News_ABEMA) September 25, 2021
NYから一時帰国予定の小室圭さん 勤務先の法律事務所に入る最新映像#アベマニュース
小室圭さんはLaw Clerkとして勤務?
小室さんが現在勤務している弁護士事務所はLowenstein Sandlerと言われていますが、本当でしょうか?
企業ホームページを見て、スタッフ一覧を検索してみました。
確かに従業員として【Kei Komuro】という人物が掲載されていました。
ニューヨークの弁護士事務所に勤務する日本の名前で同姓同名の方はほとんどいないと思いますので、ご本人で間違いなさそうですが、顔写真も登録されていませんでしたので、名前だけで確定することはできません。
そこで、事務所の公表している学歴を見てみました。
学歴には2021年フォーダム大学ロースクール卒業と記載されていました。
念のため、同姓同名の人物が同時期に卒業していないかを確認するため、2021年のフォーダム大学ロースクール卒業者名簿を確認したところ、Kei Komuroという人物は一人しか掲載されていませんでした。
ポジションですが、現在はLaw Clerkとして勤務されているようです。
Law Clerkってどんな仕事?パラリーガルとの違いは?
「クラーク」という響きから、「事務員」だと考える人が多いようですが、実際のところLaw Clerkってどんなお仕事なのでしょうか?
とても分かりやすい説明を見つけることができましたので紹介します。(英語)
Law Clerkとは
Law clerks are legal professional who work for a lawyer or judge.
BABCOCK LAWFARM
Their job is to help the supervising attorney or judge research and determine legal options in a case. They will consult journals, legal books, prior cases and even legal magazines.
こちらのアメリカにある弁護士事務所HPに記載されている説明によると、Law Clerkは、弁護士や裁判官のもとで働く法律の専門家であるとのこと。
裁判について、どのような法的措置を取れるかなどの判断をするために弁護士や裁判官を手助けするのが仕事です。
「それってパラリーガルと同じじゃない?」と思われる方もいるかもしれません。
そこで、パラリーガルとの仕事の違いについても調べてみました。
パラリーガルとは
A paralegal is another legal professional who works as an assistant to an attorney. While there is no consistency in how paralegals are regulated, they generally help an attorney prepare cases and handle many of the administrative tasks involved with pursuing a claim. A paralegal can also conduct legal research on part of the attorney’s case, and execute orders from the attorney in relation to a case.
BABCOCK LAWFARM
One key difference between law clerks and paralegals is education. Law clerks have typically completed law school, while paralegals only have a relatively small amount of technical education in the field.
同じく、アメリカの法律事務所HPに記載されているパラリーガルの仕事についての説明によると、パラリーガルは弁護士のアシスタントとして働く法律の専門家、とあります。
弁護士の担当する裁判の補佐業務が主な仕事で、仕事の内容は雑務が多いようです。
法律関係のリサーチ、裁判に関連して弁護士から命じられたことをこなすような業務を主とするようです。
Law Clerkとの違いは、Law Clerkはほとんどの場合ロースクールを卒業しているのに対し、パラリーガルはそうではないということです。(担当する分野の専門教育を少し受けている、ということが多いようですね。)
また、ロースクール卒業後は1-2年Law Clerkとして勤務するのが普通のようです。
実際に、Lowenstein Sandler法律事務所でも、ロースクールを卒業したばかりの1-2年目の人はLaw Clerkとして勤務している人がほとんどのようです。
スタッフ一覧より、Law Clerkとして勤務している人の経歴を確認したところほぼ全員が2020年か2021年にロースクールを卒業していました。
Lowenstein Sandler法律事務所では、Law Clerkから昇格するとAssociate Attornyになるのが次のステップのようです。
Associate Attornyとして勤務している人では、2020年にロースクールを卒業した人も複数いましたので、早ければ1年間で昇格のチャンスが訪れると思われます。
そのため、小室さんも無事ニューヨーク州弁護士試験の結果が合格となり、1年できちんと仕事の結果を出していけば、1年後はAssociate Attornyに昇格できるチャンスがありそうです。
Lowenstein Sandlerってどんな法律事務所?給料は?

ニューヨークという競争の激しい場所で、法律事務所に就職しているだけでもとてもすごいことだと思います。
でも、正直に言って、きちんと安定した生活を営めるような経営をしている法律事務所なのか、いいお給料をもらえるのか、といった点はとても気になりますよね。
そこで、Lowenstein Sandlerって世間ではどういった評価がされている法律事務所なのか、お給料はどのくらいもらえるのかについて調べてみました。
Lowenstein Sandlerの概要と世間の評価
まずはLowenstein Sandlerの概要について調べてみました。
Lowenstein Sandler概要
1961年 ニュージャージー州ニューアークで設立
全米5か所にオフィス(ニューヨーク、ニュージャージー、カリフォルニア、ユタ、ワシントンDC)
所属する弁護士の数は350名以上
年間売上は340億円超(2019年実績)
全米に5か所も事務所を構えていますし、設立も1961年としっかりとした土台の法律事務所のようですね。
また、法律事務所のランキングでの評価も調べてみました。
- 2019年 National Law Journalでのランキング 全米で145位の規模
- 2000年 Am Law 200 ランキング(弁護士ひとりあたりの収入、収益等で評価) 全米で107位
- 2019年 Global 200調査 全世界で151位
Wikipediaの情報を参考にしました。
また、Global200の2020年の調査結果を確認したところ、144位に上昇していました。
順位だけを見ると、トップの法律事務所とはいえないですが、中堅クラスとして良い法律事務所だと言えるのではないでしょうか。
Global200の調査でも、2019年から2020年でランキングが上昇していますので、順調に成長している事務所であるともいえると思います。
Lowenstein Sandlerでのお給料目安
さて、気になるお給料事情なのですが、Law Clerkという職位のお給料情報については調査しても分かりませんでした。
ただ、パラリーガルのお給料と、1-2年目の弁護士、弁護士アソシエイト(Associate Attorny)のお給料を調べることができました。
かなり参考になるのではないかと思います!
パラリーガル | ベース約1200万円+ボーナス約51万円 |
弁護士(1年目) | ベース約1700万円~約1900万円 |
弁護士(2年目) | ベース約1800万円~約2000万円 |
弁護士アソシエイト (Associate Attorny) | ベース約2700万円+ボーナス約1300万円 |
上記の結果を照らし合わせてみると、パラリーガルより上、アソシエイトより下の職位は弁護士1年目と2年目としてお給料が記載されているようです。
そのため、Law Clerkのお給料は弁護士1年目のお給料と同じくらいと考えて良いのではないかと思います。
1年目だとベースの年収が1700万から1900万円ほどになりそうです。
悪くないお給料だと思いますが、ニューヨークでは年収1000万円でもかなり厳しいようなので、1700万~1900万円の年収ではちょっと心もとない気がしますね・・・。
もし1年で結果を出して弁護士アソシエイトに昇格できれば、お給料は一気にアップします。
ベースのお給料が2700万円にボーナスも約1300万円ほど出ることがあるようなので、それらを合わせると年収4000万前後になります。
ぜひ、小室さんには頑張って結果を出して早く昇格し、しっかり余裕のある生活が送れるようになってほしいですね。
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