次の総理大臣を決めることになる自民党総裁選ですが、色々な候補者があがっていて誰が本当に出馬するのか分かりにくいですよね。
そこで、今のところ出馬する意向を固めている人、出馬を検討している人を簡潔にまとめてみました。
9月6日の記事に追記を加えました。(9月8日)
目次
2021年9月21日現在 出馬の意向を固めている候補者

既に出馬の意思を固めたと言われる、または、表明している候補者は次の人たちです。
- 岸田文雄氏
- 高市早苗氏
- 河野太郎氏
- 野田聖子氏 (2021年9月21日 追記)
岸田氏について
岸田氏は、菅首相が辞任の意思を表明するよりも前に総裁選への出馬を決めていました。
そのため、既に地盤は固まっているそうです。
早い内から出馬することを言っていたことと、それを踏まえて情報発信を積極的に行っていたことから、「次の総理大臣になって欲しい人」としての世間での評価は、以前より上がってきています。
高市氏について
高市氏は、現在出馬を決めている人の中で唯一の女性ですね。
保守的な考えで知られています。
元々は今まで総裁選に出たことがないとか、様々な条件から有力な候補とは思われていませんでした。
ところが、安倍元総理が高市氏を支持することがほぼ決まっている上に、麻生さんも支持するかもしれないとのことで、いきなり侮れない存在感を出し始めました。
9月8日追記
高市氏は、9月8日に記者会見を開き総裁選に出馬することを発表しました。
現時点で最有力候補に浮上しています。
河野氏について
河野氏は、現在の内閣(で役職についている人)から唯一出馬する人になりそうです。
世間の調査では、次の総裁にふさわしい、なって欲しい人としての人気が高いです。
総裁選では、世間一般の人が投票するわけではなくて、自民党内で投票が行われます。
そのため、必ずしも世間での人気が、自民党総裁選での投票にむずびつくわけではありません。
それでも、やはり有利な候補だと考えられています。
野田氏について
野田氏は、過去にも総裁選に挑戦しようとしたものの、推薦人が集まらなかったために断念してきました。
今回は、推薦人の確保ができる可能性があるのではないかと見られています。
過去にも、総裁選には挑戦してきたことを考えると、推薦人さえ確保できれば、出馬することは間違いなさそうですね。
もし出馬することになれば、既に出馬することを決めた高市氏の強みのひとつである「女性」であることに対抗することができます。
そうすると戦い方が変わってきますし、各候補者にも影響が出てきそうですね。
出馬を決めたものの、支持者の層が広がらず、また夫のバックグラウンドについての報道もあり苦戦しています。
2021年9月8日現在 出馬を検討している候補者

現在出馬するかどうか検討中といわれる候補者は次の人たちです。
- 石破茂氏(⇒9月8日追記:今回の出馬はなくなりそうです。)
野田聖子氏(9月21日追記:出馬を決めました。)
石破氏 (最終決定はしてないですが、出馬しない可能性大)
石破氏は、以前からの世間での調査では河野氏と並んで「次の総理大事にになって欲しい人」として人気が高いです。
現段階では、まだ出馬についてはサポートしてくれる議員さんたちと相談する、というスタンスです。
総裁選に出るには20人の推薦人を集めないといけないのですが、実際のところそれが難しいのではと言われているようです。
どこまで自民党内での支持集めができるかによって、出馬の有無が決まりそうです。
ただ、もし出馬さえできれば、強い候補になると言われています。
9月8日追記
石破氏は自らの出馬は断念し、河野さんのサポートに回る方向で調整しています。
まとめ
2021年9月6日現在で、自民党総裁選への出馬の意思が決まっている候補者と、現在検討中(調整中)の候補者にわけてまとめてみました。
⇒9月8日に追記の上更新しました。
今回の総裁選は多くの候補者が名乗りをあげていて、混戦になりそうです。
また動きがあったら、更新します。