政治

河野氏のパワハラ報道は総裁選に不利になる!?

菅首相の辞任の意向のニュースが流れると、すぐさま河野氏が総裁選に出馬するとの意向を示し反応しました。

報道紙による調査では、次期首相として有力な候補の河野氏ですが、パワハラ報道も出ています。
そこで、このパワハラ報道が河野氏に不利になるのか、世間の反応などを調べてみました。

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河野太郎氏プロフィール

基本情報

生年月日、年齢1963年1月10日(58歳)
出身地日本・神奈川県平塚市
出身校ジョージタウン大学国際学部比較政治学科
所属政党自由民主党

政治の世界において、総裁選に出馬する候補として58歳というのは若い方なのではないでしょうか。
首相になったら、ほぼ休みなく精力的に働く必要も出てくると思いますし、なんといっても時代の流れを汲んで決定していくには、若い方がいいと思いますよね。

また、出身校はジョージタウン大学ですが、実は慶応義塾大学に進学したものの2か月で退学され、渡米し、サマースクール、ボーディングスクール(寄宿舎学校)での経験を経て、アメリカの首都であるワシントンDCにあるジョージタウン大学に進学したそうです。

また、ジョージタウン大学時代は1年間休学してポーランド中央計画統計大学(現・ワルシャワ大学)に交換留学にも行ったそうです。

学生の時にかなりインターナショナルな経験をされたことが、のちの政治家としての政策にもかなり活かされていそうです。

家族・親戚

河野氏は、政治家一家の出身のようです。

河野洋平 元衆議院議長
祖父河野一郎 元副総理
大叔父河野謙三 元参議院議長

ちなみに奥様は河野香さんです。
小学校4年生までオーストラリアで育った帰国子女で、英語が得意なのか外資系の銀行で働いていたと言われています。
香さんご自身は政治とはあまり関係がないようですね。

河野太郎氏の弟、河野二郎氏は日本短資当為会社の代表取締役社長をされている方で、政界には進出していません。

ですが父、祖父、大叔父と政治家で、しかも高い職まで上り詰めています。
河野太郎さんは政治家一家の政治エリートと言ってもいいでしょう。

過去に務めた職

河野さんは、1996年に衆議院に当選しました。
その後、2015年には初の入閣。

下記の職を務めました。

2015年国家公安委員会委員長
行政改革担当大臣
国家公務員制度担当大臣
内閣府特命担当大臣(規制改革、防災、消費者及び食品安全)
2017年外務大臣
2019年防衛大臣
2020年行政改革担当大臣
国家公務員制度担当大臣
内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、規制改革)

外務大臣、防衛大臣というのは、国の大臣職の中でもかなり大事なポストです。
その両方を経験されたというのは、すごいことですよね。

現職

河野さんは現職の衆議院議員です。

その他2021年現在、下記の職を兼任されています。

  • 行政改革担当大臣
  • 国家公務員制度担当大臣
  • 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進担当大臣
  • 内閣府匿名担当大臣(沖縄及び北方対策)(規制対策)

特に新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進については、現状コロナ渦においては、とても重要な役割ですよね。

過去、社会人時代には河野さんは自動車や電気機器の部品メーカーで開発生産や海外輸出を担当したこともあるそうです。
ワクチンの仕入れ、物流面で大活躍されたそうですが、過去の輸出業務の経験が大いに活かされたのではないかと思います。

河野太郎氏の総裁選出馬の意向について

河野氏は2009年にも一度、総裁選に出馬して敗れたことがあります。

菅首相の辞任の意向が2021年9月3日に報道されると、その日の内に総裁選への出馬の意向を固め、推薦人集めに動き始めたとの報道がされました。

各報道が独自に行っている次期首相には誰になって欲しいか?という調査でも、石破氏とほぼ同じくらいに並んで1位か2位に名前が挙がってくるため、総裁選出馬はありえるのではないかと思われていました。

が、実際に総裁選出馬の意向を固めたとの報道を受けて驚きの声も上がっています。

個人的にはこれだけ次期首相になって欲しい人として名前が挙がってくるのであれば、出馬するのは当然のような気がします。

次期総理候補に関する各紙の調査については、こちらの記事でご確認ください。

河野太郎氏のパワハラ報道について

パワハラ報道の概要

9月1日に文春オンラインで河野太郎氏がパワハラをしたのでは、という記事が発表されました。

報道内容をまとめると以下の通りでした。

  • 8月24日に行われたオンライン会議中にエネルギー庁の幹部職員にパワハラを行った疑い
  • 内閣府の山田正人参事官と、エネ庁の山下隆一次長、小澤典明統括調整官の3名が参加した。
  • 河野氏が山下氏と小澤氏を大声で怒鳴りつける様子が収録された音声を文春が入手した
  • トピックは3年に一度見直しが行われる「エネルギー基本計画」
  • パワハラの疑いのあるやり取りは、2030年の総発電量のうち再生可能エネルギーの割合を36-38%「程度」とするか「以上」とするかの議論中におきた

環境問題に取り組んでいる方、意識の高い方なら再生可能エネルギーの割合は高い方がいい、と考えると思います。

ものすごく極端に簡素化して考えると、太陽光発電など、自然の力で補填できるのが「再生可能エネルギー」。
その割合を高めることは、環境に良いということは明らかですよね。

この再生可能エネルギーが2030年の時点でどのくらいの割合を占める状態を目指すか、という目標設定をする際に

エネルギー庁の山下次長が「36-38%程度と記載したのに対し、河野氏は「36-38%以上」にするように指示。
山下氏はあくまでも36-38%が妥当だと主張しようとするところに、河野氏が「36-38%以上」は36-38%を含むんだから、問題ないだろう、という趣旨の反論。

議論が白熱した末に「日本語が分かるやつを連れてこい」というような発言があったということです。←これをパワハラ、と報道では言っています。

これはパワハラではないとの意見も

確かに、言い方には冷静さを欠く印象があり、ちょっと問題はあったように思います。
ただ、議論の争点と、その裏にある意図、さらに議論の相手がエネルギー庁の次長であることから、これはパワハラとは呼べないのではないかとの意見もあります。

まず議論の争点ですが、なぜ「程度」と「以上」どちらの言葉を使うかで議論が白熱したかというと、こういった印象の違いが出てくるからです。

36-38%程度=36-38%くらいできたら上出来
36-38%以上=36-38%は絶対に達成し、なんならそれ以上を目指すべき

つまり、河野氏の主張した「36-38%以上」というのは、より再生可能エネルギーを強力に推進しようとする意志が現れたものなんです。
しいては原発をなくしていこう、という裏の意図があるといいます。

必ずしも言葉尻をとらえて、揚げ足取りをしたわけではないですし、些細なことで声を荒げるような行動をとったわけではないということが読み取れます。

(まあ、言い方、表現はもっと冷静にすべきだとは思いますが・・・・)

また、エネルギー庁の山下次長と河野氏のパワーバランスについてもこのような指摘があります。

 (テレビ朝日の玉川氏は)さらにパワハラは「一般的に何の力もない新入社員が、部長に対して権力を持ってハラスメントされるということ」と示し「河野さんの相手はエネ庁の次長ですから。いずれ次は経産省の次官になろうかというふうな人で、こんなのパワハラって言わなくて。構図としては一般の会社で言えば、社長派と副社長派がある時に、社長と副社長派の専務の間のやり取りみたいなものなんです。これをパワハラというか僕は疑問なんです」と指摘した。

Yahoo!ジャパン報知新聞社記事

力関係については、ほぼ対等ということですね。

確かに、パワハラというのは「パワー(権力、地位が相手より高いこと)」を使って不当な要求や一方的な叱責を行うことですよね。


河野氏と山下氏の力関係を考えると、このやり取りの場合はパワハラというより、対立の駆け引きのようなもの、というのが真実なのかもしれません。

目標設定をより実現可能な値に設定したいエネルギー庁
vs
目標設定を高くさせて、その先にある原発をなくしていくという目標を達成させていきたい河野さん

こんな感じで、お互いに自分の目指したい目標を案に入れ込もうとしたわけですね。

パワハラ報道は総裁選に影響するか

パワハラ報道について、起きたことを俯瞰して見てみると、必ずしもこのやり取りを「パワハラ」と言うことはできないということに気付くと思います。

ただ、やはり世の中はハラスメントには敏感ですし、過去にもパワハラ発言が報じられた政治家が失職したこともありますよね。

文春ほどの広く認知されたメディアが「パワハラ」というワードを使って報道したことは、総裁選にも少なからず影響はあると思います。

ただ、内容的には必ずしもパワハラとひとくくりにできない内容であること、また、再生可能エネルギーについては、小泉進次郎氏も推進していて、河野氏と意志を共にしているようです。

小泉進次郎氏といえば、次期首相候補として河野氏、石破氏の2名に続いて、3位に名前が挙がることもあるほどの人気があります。

小泉進次郎氏が、このやり取りについてのフォローをし、河野氏を支持するのであれば、影響は軽減されるのではないかと考えます。

まとめ

自民党総裁選について動きを固めたと報道される河野太郎氏について、プロフィール、パワハラ報道について調べてみました。

河野氏は政治家一家出身で、外務大臣や防衛大臣といった要職も経験し、現在のコロナ渦においても重要な役職を務めています。
パワハラ報道についても、「これはパワハラではない」との意見もあります。

パワハラ報道の総裁選への影響は、少なからずあるとは思われるものの、内容を見てみると必ずしも一般的なパワハラの定義とは当てはまらないところもあり、小泉進次郎氏といった同じ目標を持つ人気政治家のサポートをどの程度得られるかというのも、今後の動向のポイントになると思われます。

また、今後の動向があったら記事にしていきたいと思います。

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